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村上 清信; 三好 慶典; 広瀬 秀幸; 須崎 武則
JAERI-M 85-032, 19 Pages, 1985/03
2.6w/o UO-水格子(水対燃料体積比1.83)の円柱炉心を構成し、炉心中心に挿入した棒状および円筒状吸収体の反応度効果、ならびに棒状吸収体間の距離が変化した場合の相互干渉効果の変化等を調べた。また、モンテカルロコード(KENO-IV, MULTI-KENO)により臨界体系の実効増倍係数および吸収体反応度効果を評価し、実験値と比較した。炉心中央に吸収体を挿入した体系に対しては、k が0.9830.999(ケース数31)の範囲であった。また、2本の棒状吸収体を用いた相互干渉効果実験体系に対しては、kが0.9780.999(ケース数29)の範囲であった。棒状吸収体の反応度価値の計算値は、実験値と比較して標準偏差の2倍以内で一致した。
村上 清信; 鶴田 晴通; 須崎 武則; 大野 秋男*; 小林 岩夫; 湯本 鐐三*; 松本 忠邦*; 笹島 秀吉*
JAERI-M 9876, 83 Pages, 1982/01
プルトニウムの軽水炉におけるリサイクル使用に関連した炉物理研究の一環として、出力分布の平坦化に関する実験を、軽水臨界実験装置(TCA)を用いて行った。使用した燃料棒は、PuO富化度が5種類、U-235濃縮度が6種類である。実験は、PuO-UOおよびUO燃料棒格子内について行い、水平方向の出力分布に与える水ギャップ並びにPuO富化度の異る燃料棒の配列の効果をパラメトリックに測定した。この実験から、PuO富化度および水ギャップ幅が出力分布に与える効果が求められ、かつBWR型燃料集合体中における各種燃料棒配列と出力ピーキング係数の関係が明らかになった。